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除夜の鐘

2037年12月31日

 長楽寺では一般の参詣者も鐘をつくことができます。希望者が多い場合は108回以上つくこともあります。ぜひご参加ください。

 鐘をついて人の心にある煩悩(ぼんのう)をお祓いするために行うと言われています。人には百八つの煩悩があると考えられてきました。その煩悩を祓うためにつく除夜の鐘の回数は正式には、大晦日のうちに107回をつき、最後の1回を新年について108回とされています。

 本来は、日頃から仏教の修行を積むことによりこれらの心の乱れを取り除き、悩みや苦しみや迷いから解放されて人間として究極の理想的な状態になることができるのですが、除夜の鐘には厳しい修行を積んでいない人々でもこうした心の乱れや汚れを祓う力があると言われています。

 大晦日のことを除日(じょじつ)といいます。「除」には、古いものを捨てて新しいものに移るという意味があります。一年の一番最後の日という意味を表し、その夜に行うため「除夜の鐘」と呼ばれます。心穏やかに新年を迎えようという願いが込められています。

 除夜の鐘の由来には、一年を表す月の数(12)、二十四節気(24)、七十二侯(72)、それぞれを足した数という説もありますし、四苦八苦(4×98×9を足した数)を表す数という説もあります。

 お寺にある鐘は、梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれ、仏具のうちの重要な一つです。梵鐘の澄んだ音は、深夜の空気と相まって心にしみわたるような気がします。鐘を叩くことで私たちの魂も共鳴して心も澄みきり、新しい年へ歩み出します。