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春の彼岸会

2036年3月21日

 彼岸会(ひがんえ)。一年の中で昼と夜の長さが同じになる春分の日、秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を、彼岸(ひがん・あの世)と此岸(しがん・この世)、迷いの世界と覚りの世界もっとも近づくとされています。この期間に仏さまの供養や六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定を通じて智慧の完成を目指す)修行をする事で仏さまの世界である此岸(極楽浄土)へ行くことが出来るというものです。

 春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と趣旨されています。生きとし生けるものを慈しみ、祖先を敬い、先人を偲び、仏さまに感謝しましょう。