星供
2036年2月3日
星供(ほしく)/ 星まつり
長楽寺では立春に行われる儀式で、天下国家に起こる災害や個人の除災など、一年の無病息災、厄よけを祈願する法会です。
真言宗では天体の動きは、人の営みと密接に関連すると考えられてきました。生まれながらに定まる“本命星”と毎年くる“当年星”があると考えられています。“本命星”は、生まれた年の干支により七星(貪狼星、巨門星、禄存星、文曲星、廉貞星、武曲星、破軍星)の北斗七星のいずれかに定められ一生変わらないとされています。また祈願者の“当年星”では、星回りの悪い年は悪事災難から免れるように、星回りの善い年はより善い一年となるように祈願します。