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寿老人

南極星の化身
長寿をもたらす
七福神の一人

 ◉寿老人さま(長寿の徳)は七福神の一人で長寿の象徴である玄鹿を従えています。また長寿のシンボルである不老長寿の桃を持ち、不死の霊薬を含んでいる瓢箪を運び、杖を持っています。酒を好み長寿の神とされています。鹿の音が禄に通じることから福禄と長寿の神様として尊崇されます。
 南極星カノープスの化身。カノープスは全天中シリウスに次いで明るい恒星で南半球ではよく見えますが、中国や日本では南の地平線上2度~3度くらいに位置していてなかなか見ることができません。幸運にもこの星を見ることができたら長寿が約束されると言われています。南極老人、寿星とも言われる元々は道教の神さまです。
◎御真言:おん ばざらゆせい そわか

 浜名湖七福神は、高野山真言宗の七ヶ寺でお祀りしています。これらのお寺は、いずれも奈良から平安初期開創の古刹です。四季折々の行事で賑わい地域の信仰に根ざしたお寺です。 七福神専用の朱印帳および色紙を長楽寺でもご用意しています。

御利益いっぱい
浜名湖 七福神の
ご紹介

◉恵比須さま(律儀の徳)
 鏡光山 応賀寺/湖西市新居町中之郷68-1
 恵比須神は七福神で唯一の日本古来の神さま。右手の釣竿は「釣りして網せず」という暴利を求めぬ清廉の心、左手の鯛は「めでたい」に通じています。大漁満足、商売繁盛、五穀豊穣。
◉福禄寿さま(大望の徳)
 竜宮山 岩水寺/浜松市浜北区根堅2238
 福禄寿尊天は数千年の寿命を保った宋の道士・天南星の化身。または南極老人星の化身。長い頭に長髭、杖をもつ。福禄寿は、福=子孫繁栄、禄=身分財産、寿=健康長寿の三徳のことです。
◉大黒天さま(裕福の徳)
 大乗山 摩訶耶寺/浜松市北区三ケ日町摩訶耶421
 大黒尊天はインドのシヴァ神が起源、日本に入って大国主命と習合。打出小槌は「土」に通じ五穀豊穣、福袋は無尽蔵の富、大きな頭巾は上を見ない謙虚さ、俵は「足るを知る」清廉の心を表しています。
◉毘沙門天さま(勇気の徳)
 遠州信貴山/浜松市中区中沢町81-26
 毘沙門天は、四天王の一尊で多聞天とも呼ばれる。インド神話のクベーラ神を起源に持ち、武神かつ財宝神。鎧兜を身に纏い宝塔を手に、邪鬼を踏みつけ仏法を守護します。家内安全、福徳開運、商売繁盛。
◉布袋さまは(和合の徳)
 瑠璃山 大福寺/浜松市北区三ケ日町福長220-3
 布袋尊和尚さまは十世紀頃の中国に実在した僧侶、弥勒菩薩の化身ともいわれ、常に袋を背負っているので布袋と呼ばれていました。福福しく円満な人格を表し、多くの人に愛され子宝に恵まれる円満な家庭を授けてくれます。天候や吉凶を能く占ったことから金運を招くとされています。
◉弁天さま(知恵の徳)
 甲江山 鴨江寺/浜松市中区鴨江4丁目17-1
 弁才尊天は七福神の中で紅一点、インドの水の女神サラスヴァティーが起源。琵琶を奏でるお姿から、芸能、音楽、弁舌、知恵の神として信仰されています。弁財天とも書かれ、財や富をもたらす神とされています。